Tokyoから世界を眺めてみる

外資系で働くサラリーマン。個人投資家。数年以内にアーリーリタイアするのが目標。経済的自由はほぼ達成しています。インデックス50%、不人気株50%のシーゲル流ポートフォリオで年率4.5%の利回りを目指しています。

個別銘柄への投資からインデックス中心に切り替えて以降、投資にかける時間はほとんどなくなりました。

現在はインデックス中心にポートフォリオを変更中で毎月第三金曜日に手持ちの現金の16%をS&P500に投資するというたった一つのルールで運用してます。

過去に買った銘柄は不採算の一部は売却しますがそれ以外は基本放ったらかし。売却して得た現金も次の第三金曜日のタイミングで16%に相当する金額がS&P500の買いに向かいます。

S&P500自体は米国の大型優良銘柄が約500選ばれていて銘柄の入れ替え自体もやってくれるので一つの投資のパッケージです。ダメな起業は淘汰され、良い企業がS&P500に入っていく。

S&P500銘柄選定のプロセスで選ばれた企業に先行して買いが入りS&P500のパフォーマンスを悪化させるという難点はありますが長期で考えるとそれほど気にするインパクトはないでしょう。

投資のタイミングはルールを決めて自動化、投資銘柄はS&P500のETF (VOO)のみ、運用はバンガード社が格安で請負。めちゃくちゃシンプルです。

資産の半分をインデックスにするポートフォリオ変更が完成したら残り半分で個別株投資をする予定ですがそれはあくまでも楽しみであり、趣味としての投資になると思います。


ここ数年で優待株の株価もすっかり上がってしまいました。

優待+配当利回りで5%ぐらいあれば投資する価値がありますが、5%の利回りを得ることができる優待株はほとんどなくなってます。PERが10倍以内だったり、成長期待があれば5%未満でも買いですが、優待株は株主優待でバリエーションが嵩上げされてしまっているのでそのようなコンディションのものもほとんどありません。

今後の資産効率を考えて一部の優待株を整理することにしました。取り敢えず売りを入れておいたのは以下の6銘柄です。

  1. プレナス
  2. アレンザホールディングス
  3. 土木管理総合試験
  4. ワイズテーブルコーポレーション
  5. ヤマザワ
  6. きちりホールディングス

ANA、吉野家、日本マクドナルドホールディングスのような優待株の王様のような株はもう少し慎重に考えようと思いますが、資産効率を考えると売却してすべてS&P500指数連動のETFに投資したほうがシンプルかつリターンが高いと思います。

ただ、売買の頻度を上げると手数料、税金の分、パフォーマンスが落ちてしまうので一度買った銘柄はよほどのことがない限り持ち続けたいと思います。なので一生持っていられるような銘柄を選定しないといけません。そういう意味でもS&P500への投資は理にかなっているかもしれませんね。 

GWの東京-神戸の移動は車を使いました。

神戸への移動はどっぷり渋滞にはまってしまいましたが、東京への移動は早朝に時間をずらしたせいか全く渋滞に引っかからずスムーズに移動できました。休憩も入れて6時間半ぐらい。

私の車には運転支援機能がついています。アクセルとブレーキを前の車の速度に合わせて調整するアダプティブクルーズコントロール(ACC)と高速道路のレーンを認識して車を制御するハンドリングアシスト。

完全自動運転とはいきませんが東京-神戸を走る際に8割ぐらいの区間はほぼ自動運転です。運転するのはレーンチェンジ、高速道路の乗り換え、サービスエリア、あとは眠気覚ましに自分で運転したい時のみです。

運転支援機能のない車で東京-神戸間を移動した際は非常に疲れましたが運転支援機能があればほとんど疲れがありません。

東京で暮らしている限り車は不要ですし、東京-神戸間は一人で移動するなら新幹線を使うほうが楽ですが、どうしても最新のテクノロジーを使ってみたくて去年の秋に車を買いました。神戸の自宅にも神戸での移動用の車が1台あるので現在車は2台持ちです。

来年ぐらいには完全自動運転に近い車が出てきそうという報道もあります。事故が起こった際の責任を運転手側が取るのか、自動車側が取るのかという問題は残りますが、現在実現している技術を試す限り、ほぼ自動運転を実現できる環境は整いつつあります。

どの自動車メーカーがリスクを取って完全自動運転に近い車を発売するのか。おそらくテスラかアウディあたりになりそうですが、この分野で技術の革新があれば新しい車に買い換えようと思います。

ちなみに現在私が乗っている車はスバル車でアイサイトの最新バージョンが載っています。


株式投資でおすすめの本はたくさんありますがどれか一冊を選ぶとするとこの本が候補になります。


敗者のゲーム〈原著第6版〉
チャールズ・エリス
日本経済新聞出版社
2015-01-24



主張は明確で「インデックスに投資せよ」です。「資産のすべてを長期で株式に投資せよ」とも言えます。

株式投資はプロが参加する厳しいマーケットなのでインデックスという平均に投資するしか個人投資家は勝てるチャンスはない、というのが著者の主張です。

私は株式市場はまだまだ非効率な点もあるので個別株投資でも勝てるチャンスはあると思いますが、万人に対してアドバイスをするとエリス氏の主張は的を得ています。

日本でもインデックスのようなパッシブ投資が主流になってきました。皆が本質に気づいてきた証拠でしょう。

ただし、パッシブ投資のようなたいくつなものを継続することは困難です。この本の主張は単純、シンプルなものですが、じっくり読むことで投資の本質を理解でき、パッシブ投資を継続させることができるモチベーションを得ることが出来ます。

賭ケグルイというドラマにハマっています。5/3から映画も公開されたので見に行く予定です。

基本ギャンブルは好きではありません。胴元が儲かってプレイヤーはマイナスサムになるケースが多いから。

カジノでブラックジャックやバカラ、スロットをやればざっくり95%ぐらいが期待リターンでしょう。パチンコは90%ぐらい。競馬は75%ぐらい。宝くじは50%ぐらい。%はざっくりです。

一回一回のPlayでは儲かる可能性、損する可能性は大きく変動しますが、回数を重ねていくとだんだん平均に回帰していく。やればやるほど損する可能性が高いということです。

ギャンブルの中でも運だけではなくて勝つ確率を高めることができるものはあります。代表的なのはポーカー。自分の手札を見て、数学的に相手に勝てる確率、手札を交換してより良い手を作る確率を考えて勝てる確率を高めることができる。運も必要ですし、相手との駆け引きも重要な要素になりますが、強いプレイヤーは弱いプレイヤーと勝負の回数を増やせば勝てる可能性は非常に高い。

運で決まるのであれば面白くないですが賭ケグルイは運の要素、数学的な確率の要素、イカサマを見破る洞察力、相手との駆け引きが非常に面白く描かれています。

株式投資も一種のギャンブルのようなものです。ただ他のギャンブルと違うのは長期で行う限りリターンはプラスサムになるというところ。時間さえ身につけることができれば誰もが勝てるハッピーなギャンブルです。

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