橘玲氏が監修した特集があるということで久々に今月号のダイヤモンドZAIを購入しましたが、別冊の付録としてついてきた株主優待リストを読んでからすっかり優待のとりこになってしまいました。

キャッシュフロー(インカムゲイン)を重視するのであれば株主優待ほどすぐれたものはありません。優待の種類は自社製品やらお米やら割引券など様々ですが、ほとんどが現金同等物と言えるものです。

思えば4年ほど前まで優待株はいくつか保有しておりましたが、ROE重視で銘柄を選ぶようになってからのポートフォリオ整理の過程ですべて売却してしまいました。

通常、株の配当は1〜5%程度の間で平均2〜3%だと思いますが、株主優待を現金価値で考慮すると10%とか20%程度の利回りのものはざらにあります。

ということで、早速下記の銘柄を購入してしまいました。


株価 優待 配当 利回り
ビックカメラ 66500 5000 なし

7.5%
マクドナルド 484500 23400 9000 6.7%
ジーンズメイト 65000 6000 2500 13.1%
三光MF 137000 12000 2600 10.7%
サイゼリア 103600 4500 1800 6.1%
吉野家 117800 6000 2000 6.8%
ファンケル 121600 10000 2400 10.2%
合計 1096000 66900 20300 8.0%


選択基準は業績がそこそこよくて、優待+配当利回りが高く、かつ利用価値の高い優待を行っていること。

中にはほとんど利用したことのないお店などもありますが、割引券があれば利用する価値があると思いますし、利用しなくても金券ショップなどで売ることもできるでしょう。

利回りの合計は8%もあります。今どき安定的に8%の利回りを保証する金融商品はほとんどありませんので、安定的にキャッシュフローを得るための投資手段としてなかなか良いと思います。